アメリカで人気の高いアメリカンフットボールの花形、2月5日に開催された第52回スーパーボウルで、今回出場したチーム、イーグルスとペイトリオッツのどちらが勝つか、大一番のゲームをスマホコンピュータにストリーミングし、人工知能アシスタントが私たちの家に座って予測をしてくれる時代になりました。実際に、2014年のブラジル大会の勝敗を予想した米マイクロソフトが音声アシスタントとして開発した「コルタナ」も、なんと命中率100%としていました。
参照：CNN

今回のスーパーボール、3つの人工知能アシスタントは、どこがスーパーボウルで勝つのかを予測する方法が異なっていました。

3社のアシスタントの予想

○AppleのSiriはこう答えました。
「ペイトリオッツがイーグルスを4.5ポイント上回るんじゃないかと聞いています」

○Google Assistantでは、
「両チームとも勝利に飢えている。重要だ。選手たちはフィールド上のすべてを残していますが、チップボウルには何も残さないことを願っています。
「試合はどんどん激しくなるでしょう。ある時点で、両チームのクォーターバックが「殺せ！などといった言動が聞こえるが、怖がることはありませんよ。あなたに一切気概は加わりませんから」
「断言はできないが、自信を持ってこれだけは言うことができる〜最初の60分以内にタッチダウンをするだろう〜」
これらの3つの回答のそれぞれで、とてもにぎわかで盛り上げてくれますが、回答自体は正直馬鹿げたものです。

○Alexaはどうでしょうか？
「勝って欲しい好きなチームは、ゴッホゴッホ、今のは咳です。すみません。しかし、私は両チームの執拗なディフェンスと、劣勢から挽回しそうなイーグルスを応援したいです。 E-A-G-L-E-S！イーグルス！」

アマゾンは情報としては弱いが、イーグルスファンのような表現で返している。

いずれにしても、ゲームの前に、まずあなたの好きなAIと会話を楽しむべきです。今回の場合、Siriは少し退屈に感じるかもしれませんね。

参照：techcrunch