Adobeは現地時間4月16日、音声操作プラットフォームを提供するニューヨークを拠点としたスタートアップ企業「Sayspring」を買収したことを発表しました。
「インテリジェントなデジタルアシスタントによる画像編集」の実現にまた一歩前進したことになります。
Sayspringは、コードを書かずに音声アプリケーションを開発するための技術を保有。買収後、全社員がAdobeに移る見込みとなっており、
CEO Mark Webster氏は以下のように語っています。
“初めてこのサービスをローンチしてから、音声テクノロジーのツールの普及をミッションとしてきました。そのために、サービスとしてはコーディングなしに実装できることをが可能なサービスを開発しました。加えてAdobeの理念にも共感しており、世界中のみんながデザインして、デザインエクスペリエンスを持てるようになる世界を一緒に実現したいと思います。”
Adobeは、キーボード、マウス、さらにはタッチディスプレイの次の技術として、より自然にテクノロジーと接することができる音声に着目している、とコメント。以前から音声操作に関する開発は行っていたと見られ、2017年1月には音声入力で画像編集を行っているコンセプトムービーを披露していた。