Ministry of Supplyが音声コントロールが可能なスマートジャケットをkickstarterでローンチ

Ministry of Supplyが音声コントロールが可能なスマートジャケットをkickstarterでローンチ
2018年2月22日 voicelife

Ministry of Supplyは、アメリカのアパレルスタートアップです。彼らは今回、kickstarterというクラウドファンディングでスマートジャケット(ベスト)をローンチしました。すでに目標額は大きく達成されていますが、果たして彼らの商品は実現するのでしょうか?

音声アシスタントにAmazonのAlexaを搭載

Alexaについては、以前の記事でご紹介しましたが、すでにアップルやグーグル、facebookなど競合がひしめく事業領域ですが、ここにAmazonは少しでも食い込もうと、様々な領域に音声アシスタントを搭載させ、プラットホームを握ろうとしています。

史上初のスマート服はどうなるか?

こちらのスマートジャケット、製品名は「MERCURY VEST」。マーキュリーは彗星という意味です。こちらは、取り外しやチャージが何回でもできるバッテリーを搭載し、温度調整などをしてくれる優れものです。ジャケットは機械学習の要素も取り入れ、ユーザーの温度調整のパターンを学習し、自動で調整できるようにするシステムもあるようです。スマホで操作も可能で、ブルートゥースも対応しています。あとは音声も先ほどのアレクサを搭載し、音声で「寒い」といえば温度を上げてくれるといったところでしょうか?

音声はすごい!ちなみに、価格はベストが$195,ジャケットが$265~となっています。

余談ですが、Ministry Supplyは、他にも自動で服を生成するというドラえもんのような機械を使ってジャケットを販売してます。その機械は日本のシマセイキという会社が開発した「ホールガーメント」というものです。こちらの情報も合わせてどうぞ。→参照記事

参照:kickstarter