Amazon傘下のホールフーズは、アメリカに住むプライム会員に向けて、$35以上の買い物した会員には2時間以内に配送するサービスを始めた。$35以下の買い物に対しては$7.99の手数料を支払えば2時間以内に届く。仕組みはこれまた「Instacart」を利用していて、地域はオースチン、ダラス、バージニアなど。徐々に拡大してくということだが、ここで商品注文に際して、Amazon echoに音声注文できるようにしている。
洗い場で作業しながら、洗濯物しながら、食事作りながら、足りないものがあればその場でスピーカーに話しかけて、一歩も外に出ることなく、それがすぐに届くというシチュエーションだろう。すごすぎる。おそらく価格の購入も、消費者が金額をチャージして自動引き落としのような仕組みだから、金銭の支払いもする必要がない。すごい。
Amazonの音声アシスタントを生かした事業展開は続く
Amazonは最近、トロントに本社を持つスタートアップ「Unata」を買収している。消費者の買い物体験を効率的かつ最適化させているマーケサービスを開発している企業だが、Unataは現在、Google Homeなどの音声優先デバイスで動作する音声対応のソフトウェアツールを開発しているされている。これを鞍替えさせるという動きだろう。
即時デリバリーサービスのInstacartも同様に、Googleに優先した仕様やサービス展開しているとされているが、Intacart及びグーグルは食料品販売最大手のウォルマートと提携しており、ウォルマートの食料雑貨は、市場占有率15%を占めているため、Googleはパートナーとして米国最大の食料品小売業をすでに確保していることになる。 Whole FoodsとAmazonは合計して2%未満。ここからが音声ショッピングの戦いが始まる。
参照:CNBC